酒場遺産
ディープジャパン。今や都市開発の中で消えようとしている古くから続く酒場。日本の生活文化が凝縮されている酒場を「酒場遺産」と名づけた。これから十年後、ここで紹介する酒場のうちいくつが残っているだろうか。
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色香美味 (三ノ輪1丁目酒場)
ディープ度***、食と酒***
三ノ輪1丁目。昭和通と国際通りがぶつかる交差点から、東へ入ったところに、低い軒に藍色の暖簾が掛かる。その風情が良い。店の上部に無粋な「色香美味」の看板が光るのが残念だが・・。暖簾をくぐると右手にカウンター、奥にテーブル席がある。カウンターにはこの店の主人が立つ。この主人、昭和28年に三ノ輪で「坂本タクシー」という会社を興し5年間事業を行ったが、その後、三ノ輪1丁目交差点の角地(三ノ輪1-1-1)に「坂本バー」を開いた。その後まもなく現在の場所に移り居酒屋をはじめたのが35年前と言う。
これといって特徴のない店だが、カウンターに座り、目の前の手づくりの惣菜をつまみにして焼酎を飲んでいると居心地がよい。柳葉魚315円、以下丸焼き504円など、消費税込みという「キリの悪い」値札が並んでいるのが印象的。三ノ輪の名店「亀島」からもほど近い。03-3875-1298、東京都台東区三ノ輪1-21-8
色香美味(しきこうみみ)とは法華経の一節。「此大良薬。色香美味。皆悉具足。汝等可服。速除苦悩。無復衆患。其諸子中。不失心者。見此良薬。色香倶好。即便服之。病尽除愈。(この良薬は色も香りも味わいもよい薬で、飲むと速やかに苦しみから解放される。全ての人々の病を取り除く)」
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body> このごろ酒場や居酒屋の本が充実してきました。私は太田和彦氏、吉田類氏、大川渉氏の本を愛読しています。中でも大川渉氏らの著した「下町酒場巡礼」は名著。紹介されている酒場の幾つかはこの10年間に姿を消しました。 https://www.fis.jfma.or.jp/fis/front/htm/research/scm10/image/scm10_2003wwp_dallas_illust.pdf